掲示伝道 2020年11月

2020年11月2日月曜日

掲示伝道 法話

t f B! P L

あまりにも早い時の流れに行き先を見失わないように
周りの奴と違っても迷わず進もう決めた方向に
【BANTY FOOT / 交差点 feat. EXPRESS】

 オフィシャルMV


2月の休校要請から、学校再開、短かった夏休み。そして一転GoToキャンペーン。先日までは近所の公園でさえ出掛ける事が憚(はばか)られていたのに、お出かけしろ。もう、わけわかんないですよね。
何が正しくて、何が間違いなのか。いや全部間違ってるのか?はたまたぜんぶ正解なのか。
そのうち何を心配していたのかも解らなくなる始末。
感染なの?人の目なの?

800年前にも、何が正解で何が間違っているのか。その答えを探し求められた方々がおられました。こんなエピソードが歎異抄(たんにしょう)に出て来ます。

親鸞聖人が40歳から60歳を過ぎるまでは関東の地で多くの人びととともにお念仏の教えを一緒に尋ね、確かめていかれる生活をしていました。そしてその後は京都に戻られたのです。さらに20年ほどすると、北条氏が鎌倉幕府の執権をとると、お念仏を禁止するとか、弾圧を受けることになっていくのです。そこで親鸞聖人は息子の慈信(善鸞)を関東に送るのですが、この慈信が「私だけ特別な教えを聞いている」んだと言い出したのです。そこで大混乱になり、関東から京都まで何名かの方たちが命がけで訊ねてこられるのです。

それに対して親鸞聖人は
念仏は、まことに浄土に生まるるたねにてやはんべるらん、また 地獄に堕つる業にてやはんべるらん、総じてもって存知せざるなり。

『歎異抄』第二章

と答えられるのです。
念佛が浄土に生まれるたねになるのか、地獄へ堕ちる行為なのか、そのことは知らない。とおっしゃるわけです。つまり仏教の往生という課題は「今・ここ」という事がはっきり戴けるという。つまり今ここにある世界がきちんと受け止められる。という事が課題であるとおっしゃっているんだと思います。

私たちは世界中でおこっていることをテレビや新聞、インターネットで見ることが出来ます。しかしそれは画面を通して見ているわけです。
「最近また東京や北海道で感染者が増えてるそうだ」、「東京はハロウィンで若者が騒いでいるそうだ」と。ニュースで見ることは事実ではあるでしょう。しかしそのニュースの外にもっと他のことがあるかもしれないのにそれが全部になってしまうのです。
そうしてすご〜く視野が狭くなってしまうのです。
歎異抄第二章の最後の言葉は、そんな私たちであるという自覚にたったうえで、「あとは皆さんがそれぞれの身で確かめられることです。」と親鸞聖人はお話になっったと書かれています。

もちろん感染対策は大切です。
しかし漠然とした不安や恐怖から思考停止し
「何か言われるからやめとこぅ」というのではなく、
いつも通り、いま・ここ をしっかり見、聞き、考えて行く
ことが今なすべきことではないでしょうか。

ただ、良くも悪くもヨーロッパほど感染が広がってないのは
日本人の「隣の目が気になる」トコな気もするし・・・。
もうどうしたらいいか解らない僕です。

歌詞はこう続きます。
誰もが悩みや不安抱えながら 立ってる今人混みの中
周りの評価や見られ方 いつも気にしてへこむぐらいならば
いっその事抜け出してみよう 好きな色描け今日の日を
誰かの顔色伺って 愛想笑いならもうやめよ

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BANTY FOOT(バンティーフット)Profile:

東海地区最重要レゲエサウンド「BANTY FOOT」2001年 地元名古屋にて活動開始。後に盟友DJ PRIMEが加入し、今のBANTY FOOTとなる。その後、星の数ほどの現場をこなし、レゲエシーンのキャリアを着実にステップアップ。現在、主宰している毎⽉第3⼟曜⽇「SOUNDIA」は、全国からTOPSOUNDを招聘し、名古屋の週末を代表する⼈気パーティーとなっている。

2008年 東海地区 No.1 RADIO STATION 「ZIP-FM」で、レゲエ専門番組「REGGAE REVOLUTION」にてミュージックナビゲーターデビュー。

2014年 ZIP-FMの音楽レーベル・マネジメント会社 ZIP NEXTより、待望の1st フル・アルバム「VANDARIDDIM」をリリース。「Run this way feat. MEGAHORN」「Ring feat. NEO HERO」とサッカー Jリーグ 名古屋グランパスのオフィシャルサポートソングに2年連続選ばれるなど、各方面から高評価を受ける。

2015年 ZIP-FMにて、番組、野外フェス、レゲエミュージック制作を一体化した大型レゲエプロジェクト「DIRECT」を立ち上げ、レゲエファンはもちろん、あらゆるミュージックフリークスに BANTY FOOT MUSICの楽しさを広げるため日々、奮闘中。

この曲は東北楽天ゴールデンイーグルスの浅村栄斗,選手の登場曲として使用されている。


EXPRESS(エクスプレス)Profile :

‘00年頃からレゲエセレクターとして活動し、その後DeeJay に転向し、5人のアーティストによるDeeJay 集団55LEVEL を結成。’08年、’10年とビッグレゲエフェス「ハイエストマウンテン」に55LEVEL として参加。解散後の’12年、’13年はEXPRESS 単独で出演‘11 年55LEVEL が解散すると同時にジャマイカへ渡り、帰国後ソロとして活動。昨年末に配信でリリースされたMIGHTY JAM ROCK 所属のTAKAFIN a.k.a. Back Yaadie によるプロデュース作品「もぐらの唄」がトータル50,000 ダウンロードを超える記録的なヒット曲となる。印象的な極太ハスキーヴォイスでストレートな等身大のリリックを放つ、今要注目のDeeJay !

「もぐらの唄」はMBL レッドソックス田沢純一投手の登場曲に抜擢され注目を集める。







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