掲示伝道2024月4月

2024年4月16日火曜日

掲示伝道

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君の人生は
教科書に全部書いてあんのかい?
荒川弘『銀の匙』




新年度が始まりました。新生活、新学期、いろいろな節目を迎えられた方も多いと思います。私も今年からPTA会長という役をいただき、先輩方からの引き継ぎ資料を読んで「こりゃ大変なコトになったぞ!」と思っているところです。

さてそこで今月の言葉です。
夏休みに御影の家でバイトする八軒、鹿の解体を躊躇う八件に「君の人生は教科書に全部書いてあんのかい?」と問いかける御影のじいちゃんのセリフです。

善導大師は信心について、機法二種の深信と教えて下さっています。機とは生死する身体のこと、法とは不生不滅の仏心のこと。十八願を信受すれば、身体に眠っていた信心仏性が目覚める。わたしは煩悩の身を纏った仏ですと、こう悟るのが二種深信です。

ちょっとわかりにくいですね
仏さまのはたらきは光に譬えられます

夜くらい中に月がぽっかり浮かんでいます。
月は自ら光りませんから、
太陽の光を受けて輝きます。
でも月の周りは真っ暗ですよね?
真っ暗ですがそこにも光は届いています。
わたしたちは照らされるものがあって初めて光に出遇うことができるのです。

教科書と生きていくことの関係も同じじゃないでしょうか?
教科書を学んで、全てをわかったつもりになって良いのでしょうか?もちろん予習も大切ですが、生活の中で出遇った出来事を教科書に尋ねていけば良いのかな?と思います。

PTA、資料を読んで大変なことはわかりました。
とはいえ、とりあえずやってみようと思います。
何かあれば先輩諸氏が教えてくれるでしょう。その時に必死で引き継ぎ資料を読み漁ろうと思います。より引き継ぎ資料の有り難さを感じられるでしょう。
そして今の時代らしさ、私らしさ、メンバーらしさを大切に出来たらな。と思っています。



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